なぞのサブタイトル『オンベレブンビンバ』では、何が起こるのか?
りくの策略(牧の方の変)は、義時(よしとき:小四郎)と、政子に阻まれます。
そして時政も加担したとされ、失脚されてしまうのか。
りくと時政について少し調べてみました。
みなさんも気になりませんか?
ちょっと覗いてみましょう!
りくについて
- 名前:りく(牧の方:まきのかた)
※『りく』三谷幸喜さんの造名?
生年:生年不詳~1229年頃 - 素性:「牧宗親」(まきむねちか)の娘
北条時政の後妻 - 役者:宮沢りえ(みやざわりえ)
ドラマでも数々のシーンで野心を曝け出しています。
源頼朝政権のときから夫の時政を押し上げようと頼朝に取り入ろうとしたり、
そうかと思えば、頼朝の浮気を政子に告げ口をして「後妻打ち」をさせたとの逸話もあります。
前話(第36話)畠山重忠の乱も、りく(牧の方)が、策略したと言われています。
しかし、時政をうまく動かせても、義時には、適わなかったようで、次の策略「平賀朝雅を将軍に担ぎ上げる」が、ドラマでは、時政からの誘いにのったフリをする三浦義村(へいろく)が義時(こしろう)に寝返り、失敗に終わり、追放されます。
が、後年も落ちぶれることなく、京都の娘夫婦の下で贅沢な余生を送ったとされています。
北条時政について
- 名前:北条時政(ほうじょうときまさ)四郎(しろう)
- 生年:1138年~1215年
- 素性:北条政子、北条義時の父。
- 役者:坂東 彌十郎(ばんどう・やじゅうろう)」
源頼朝に使えることになったときも、情に流されていた感があった気がします。
その後、鎌倉幕府が叶ったときに一時、伊豆に隠居するときも、争いごとを好まない時政の本心が前面に出ていた行動ではないでしょうか。
執権を取ったのも、自分であれば、戦を起こすことなく政を収められると真剣に考えていたのかもしれません。
りく(牧の方)のそそのかしもあったかもしれませんが、妻を愛する気持ちが強過ぎたのかもしれません。
畠山重忠(次郎)が『戦など誰がしたいと思うか!』と、叫んだように、本心で戦をしたいと思う人などいないのではないでしょうか。
りく(牧の方)の策略「「平賀朝雅)を将軍に担ぎ上げる」が失敗することを予想してか、第37回では、子供たち『義時(こしろう)、時房(ごろう)、政子、実衣(みい)』たちと最後の晩餐をひらきます。そして、義時(こしろう)は、ことに至った時政討伐に出陣。
その後、執権職を剥奪され共に伊豆へ追放され、二度と表舞台に戻ることはありませんでした。
番外編
『オンベレブンビンバ』
鎌倉時代の僧、一遍が全国遊行をしていた際、羽黒山で「オンベレブンビンバ」と唱える山伏の一団と出会ったことが一遍聖絵に描かれているため、そこが由来だというもの。
https://dic.pixiv.net/
「オンベレブンビンバ」はイタリア語で「可愛い子(恋人、子供等)のための影」なのであれば、愛妻りくに寄り添い続け宗時・政子・義時・実衣・時房・政範ら子供達を守ってきた時政や、これから(史実溺愛した)四男の政村が生まれる、かつ愛息・泰時、次男・朝時、三男・重時がいる義時の事を指すのでは、 時政退場も政村誕生もそろそろだろう」
https://dic.pixiv.net/
など、いろいろな説が飛び交っています。が、
真相は、時政が我が子と最後の晩餐で、酔っ払って唱えるなぞの呪文でしたね(9/25)ww
大姫が、生前に『良いことがおこる呪文』と言って、唱えた言葉を家族で思い出しながら、最後の晩餐をたのしんでました。そして、その晩餐の意味を知るのは、父『時政』と次男『義時』だけだったのでしょう。。。。
宮沢りえさんについて
- 名前:宮沢りえ(みやざわりえ)
- 生年月日:1973年4月6日
- 出身:東京都練馬区
11歳の頃にモデルとして芸能界入りをされています。
その後、各種CMに出演され、現在も親子役で出演する『三井のリハウス』でブレイクされたように言われています。
私自身が同世代なので、一緒に年を重ねてきたような感覚があり、話題がありすぎて書きけれません。
羅列すると、CMでは『ポカリスエット』ですね。
宮沢りえさん以降、美少女の配役が続いてように記憶しています。
また、『三井のリハウス』をモジったコントを『とんねるずのみなさんのおかげです』で
演じ『ざけんなよ!』のセリフがうまく言えずモジモジしてたのも印象的です。
映画では、『ぼくらの七日間戦争』ですね。
真剣に当時、友達とプチ家出を計画しました(実行はできませんでしたが…)
写真集『Santa Fe』は、むっつりスケベだった私には、購入することも友達から借りることも出来ず、表紙の印象しかありません。が、これも宮沢りえさんが先駆け的な印象でその後、女優さんなどが、若いうちに!と同様の写真集が続いてたように思います。
まだまだ、ありますが、今回は、いったん、このあたりにしておき、今後、別の機会にでも
続きを書かせてもらいたいと思います。
さて、今回のドラマでも欲深い女性を見事に演じられています。
古い文献では、今後、追放されていくのですが、三谷幸喜さんはどういうストーリーを用意されているのでしょうか。
楽しみですね。
まとめ
『坂東武者の鑑』と言われたほど人望のあった畠山重忠を謀反人として討ってしまい、また、その罪を稲毛重成に擦付け打ち首にしてしまったことで、りく(牧の方)と時政は御家人たちからの信頼を失っていしまいます。
義時の策略との節もありますが、欲望を抑えられないのは、人の常でしょう。
鎌倉のことを思っている義時も、ある種、義時の欲望なのかもしれません。
『畠山の乱』は、激しい戦シーンがあり、それぞれの思いが強く感じられる場面でもありました。
次回以降も、見ごたえのあるシナリオなのは、間違いないでしょう!