先日(2月1日)にNPBが一斉にキャンプインしました。
1番の話題は「BIG BOSS新庄」こと新庄監督でしょう。
今回は、そのBIG BOSS新庄が熱く期待を寄せている「五十幡亮汰選手」について少し調べてみました。
みなさんも気になりませんか。
ちょっと覗いてみましょう!
五十幡亮汰プロフィール
- 名前:五十幡亮汰(いそばた りょうた)
- 生年月日:1998年11月27日
- 出身:埼玉県行田市
プロ入り前
入団当初にも取り上げられましたが、かの有名な陸上短距離界ホープのサニブラウン・ハキーム選手に勝った過去を持っているのです!
そうなんです!五十幡亮汰選手は、野球の才能だけではなかったのです。
中学生の時に野球と並行で学校の陸上部に所属していました。
中学3年生の時には、なんと全国大会で100mと200mで優勝しているのです。
このときにサニブラウン・ハキーム選手に勝ったようです。
さて、陸上短距離で当時、日本一になったにも関わらず、そのまま陸上を続けなかったのでしょうか。
それは、2020年のドラフトで日本ハムファイターズから指名を受けた際に『ドラフト緊急生特番!お母さんありがとう』(TBSテレビ)で放送されたなかで明らかになりました。
五十幡選手の母親は、若くしてガンに侵されてしまいました。子供たちの前では気丈に振舞っていたため、五十嵐選手は、病状の悪さにあまり気づいてなかったようです。母親自身は、余命を感じていたようで、父親に子供たちに向けての手紙を託されました。
その内容が以下です。
お母さんは野球をしている亮汰が大好きです。
頑張ってプロ野球選手になってください。
五十嵐選手は、この手紙を母親がなくなったあとに渡されました。
陸上ではなく、プロ野球選手への道を選んだ理由は、母親との約束だったのです。
個人的な話ですが、五十嵐選手が中央大学の時期に、たまたま私の仕事関係で、佐野日大高校のOBの方にお会いすることがありました。
私が、野球好きであることを伝えるとその方は、かなりの経験者であることと同時に注目選手として五十嵐選手のことを聞かされました。
その話を聞いたのが2017年頃で、五十嵐選手のことは知る人ぞ知るくらいだったかと思うのですが、その方の熱弁(もちろんサニブラウンに勝った話もありました)もあり、2020年のドラフトで五十嵐選手の名前があがった瞬間、『ホントにきたか~!!』と感動したのを覚えています。
プロ入り後
- 背番号:50
- ポジション:外野手
- 身長:171cm
- 体重:67kg
- 投打:右投げ左打ち
- 2021年度成績:2割5分5厘 1本塁打 9盗塁
またまた個人的に、身長と足の速さから1993年ドラフトで日本ハムファイターズに入った大貝恭史さんを思い出しました。
大貝恭史さんは選手時代に目立った成績を残せてませんが、1995年に西崎幸広投手(当時)が7回までパーフェクトピッチングをしていたところ8回にセンターフライを見失い落球するという前代未聞の記憶に残るプレーをされました。
ちなみに西崎幸広さんは同年に別の試合でノーヒットノーランを達成されています。これまた記憶に残る大投手ですね。
2021年度ルーキーイヤーは、目立った成績ではありませんでした。
しかし、BIGBOSS新庄が就任早々「五十嵐亮太の4番起用」の報道で注目度が大幅にアップ!
当然、本人のアピールも必要ですが、アドバンテージをもらえているので、是非、チャンスを掴んで欲しいと思います。
番外編
なんと同期にさらに瞬足選手がいます!
東京ヤクルトスワローズの並木秀尊選手です。
名前:並木秀尊(なみきひでたか)
生年月日:1999年3月23日
出身:埼玉県草加市
五十幡選手は、中学時代の陸上100メートル競技でサニブラウンと直接対決し勝利しています。
並木選手は、プロ野球に入団し、最初のキャンプで50メートルを計測して、当時の五十幡選手の記録『5秒42』を上回る『5秒32』を記録。『サニブラウンに勝った男に勝った男』と言われました!!
だからなんだと言われそうですが、足が早いだけでは、プロにはなれませんから、今後の活躍を楽しみにたいと思いま~す。。。
まとめ
陸上短距離100m、200mで日本一は中学時代の実績ですが、足の速さは実証済みです。
プロの世界は、実力だけでは成功しません。
一番の敵は、怪我ではないでしょうか。
日々のトレーニング、体のケアを怠ることなく、努力を重ねていただき、今シーズンはBIG BOSS新庄とともに球界を大いに盛り上げて欲しいです。
今後も五十嵐亮汰選手に注目していきたいと思います。