鎌倉殿の13人も残り9人?ですが、取り巻く他の存在が魅力的ですよね。
第34話で登場した『のえ(伊賀の方)』は、のちに義時の継室になるのですが、分かりやすい裏表のある演技で、これまた興味津々です。
そんな『のえ(伊賀の方)』『菊地凛子(きくち・りんこ)』について少し調べてみました。
みなさんも気になりませんか。
ちょっと覗いてみましょう!
のえについて
- 名前:のえ(三谷幸喜さんの造名?)
「伊賀の方」(いがのかた)(古い文献より) - 生年:不明~1224年頃
- 素性:二階堂行政(にかいどうゆきまさ)の孫にあたる
藤原秀郷流の伊賀朝光の娘 - 役者:菊地 凛子(きくち・りんこ)
第34話での『のえ』
今回のドラマでは、二階堂行政が『気立てのいい優しい子』『非の打ち所のない』八田知家(はったともいえ)も『気立てがいい』『賢く』『見栄えがいい』と大絶賛の批評に、小四郎は『裏の顔があるのでは?』と一瞬、勘ぐるが、八田知家に『裏表なし!』と言い切られ、納得してしまします。
これまた、三谷幸喜さんの演出なのでしょう。『のえ』は登場シーンから次々と好感度の高くなる言動や行動をして、良すぎる感が満載でした。
そんな中、そもそも再婚に反対の泰時(やすとき:太郎)が、のえが、本性を出して仲間内と談笑している現場を目撃してしまいます。
北條家での存在
義時が比奈(ひな)と離縁後に迎え入れた『のえ(伊賀の方)』は、のちに7代執権となる
「北条政村」(ほうじょうまさむら)や、のちに「一条実雅」(いちじょうさねまさ)の
正室となる娘などを産んでいます。
しかし、『のえ(伊賀の方)』については悪い話が多いようです。
ただ、どの文献でも、ほとんどが義時(よしとき:小四郎)の死後のものです。
そんな悪い話の中には『のえ(伊賀の方)』が義時(よしとき:小四郎)を毒殺したという
話もあります。他にも息子・北条政村を3代執権に、娘婿の一条実雅を将軍に擁立しようとして政子と対立し、『のえ(伊賀の方)』は伊豆国に流罪となっています。
他の文献では、政子の虚偽だったともあります。
義時の死後で、黒い話ではありますが、北條家、特に政子にとっては、大きな存在だったのだろうと想像できますね。
番外編
菊地凛子(きくち・りんこ)さんについて
- 名前:菊地凛子(きくちりんこ)
- 本名:染谷百合子(そめたにゆりこ)旧姓:菊地
- 生年月日:1981年1月6日
- 出身:神奈川県秦野市
- 夫:染谷将太
2006年映画「バベル」での演技が大会評価を受け、多くの賞を受賞されています。
(残念ながら私は観れていません・・・)
何かでお目にかかったことがあるような気がしてなりませんが、思い出せず。
今後のご活躍を期待しております。
まとめ
第34話では、今後の展開が気になる場面で終わってましたが、予告を見る限り『のえ』の登場はあまり、なさそうです。
でも、古い文献から予想すると、伊豆に流罪になったりしているので、政子との確執場面が、出てくるのではないでしょうか。
はたまた、三谷幸喜さんの演出に振り回され、今後は、殆ど登場しない可能性もありそうですね。
いずれにしても、読めない展開で、まだまだ目が離せません。