注目キーワード
  1. AMP

鎌倉殿の13人 源義経(菅田将暉)は天才的戦術家?奇策家? 北条義時(小四郎)との繋がりはあったのか?

鎌倉幕府を起こした頼朝が最も恐れたのは義経だったのではないでしょうか。
今回の大河ドラマの主人公『北条義時』と義経は歴史上の繋がりは見られません。
数々の逸話が残されちえる源義経についてドラマを振り返りつつ少し振り返って調べてみました。

みなさんも気になりませんか?

ちょっと覗いてみましょう!

源義経ついて

  • 名前:源 義経 (九郎)みなもとのよしつね
  • 生年:1159年~1189年6月15日
  • 素性:母は常盤御前、源義朝の九男として生まれた
       富士川の戦い後に兄の頼朝と対面
       一ノ谷の戦い、屋島の戦い、壇ノ浦の戦いと
       天才的戦術で勝利
       兄:頼朝との確執でによって自害
  • 役者:菅田 将暉(すだまさき)

義経の天才的戦術

義経の天才的戦術は古い文献に数多く残されいています。
『一ノ谷の戦い』では、誰もが不可能と思われる崖を駆け下り敵の背後に突如現れ混乱した敵を撃ったとされています。今回のドラマでは、駆け下りるシーンは、殆どありませんでしたが、作戦に至るまでのプロセスを独特の表現をされていました。

www.iza.ne.jp

『屋島の戦い』では、対岸の敵に対し、誰もが不可能と思った嵐の中、少数の軍勢で船を出し、敵陣に攻め込む際には、民家に火をつけることで大群の攻撃と思わせ、敵を退陣させ勝利します。

marieclairejapon.com

『壇ノ浦の戦い』に関しての今回のドラマでは、武士道に反する行為として、武士ではない船を操る船頭(一般人)を撃つことで、操船不能とする作戦を摂っていました。
『定石』を逆手にとる『奇策』とも思える義経の戦術は、当時だけに限らず、現代でもスンナリとは受け入れられないかもしれませんね。

www.sponichi.co.jp

兄:頼朝との確執

tvfan.kyodo.co.jp

歴史上、義経と頼朝は、火と油のような関係とされています。
頼朝は挙兵するに際しても、時間を駆け坂東武者(主に北条家)を従えることで自身の軍力を大きくし勝つべくして勝つ戦をしていたかと思います。
対して義経は、いかにして早く勝つことができるのかを常に考えていたのではないでしょうか。
自分の戦力が少なければ少ないなりにどうすれば勝てるのかを考える。
『鳴かぬなら泣くまで待とうホトトギス』が頼朝鳴かぬなら泣かせて見せようホトトギス』が義経なのかもしれません。
お互いが自分の持っていない才能に憧れ、その才能を恐れ、最終的に敵対してしまったのではないでしょうか。

義時(小四郎)との関係

www.lmaga.jp

歴史上、源義経(九郎)と北条義時(小四郎)が、関わる事件は残されていないようです。
今回のドラマでは、義時(小四郎)が主役であったため、少なからず絡むシーンがあり、義経を追い詰め頼朝への反旗を揚げるきっかけを作っていました。
頼朝が健在時は、義時(小四郎)の中で、北条家がトップになるイメージはなかったかもしれませんが鎌倉の安泰が北条の安泰と考えていたとすれば、義経の存在には危機を感じていたかもしれません。

www.oricon.co.jp

『鳴かぬなら泣かせて見せようホトトギス』の義時(小四郎)からすると義経を討つことは必然だったのでしょうか。

番外編

義経を取り巻く女性について少し調べてみました。

郷御前について

  • 名前:里(さと)郷御前
  • 生年:1168年~1189年6月15日
  • 素性:比企尼の次女で義経の正室
  • 役者:三浦 透子(みうらとうこ)

今回のドラマでは、比企の策略的で義経に近づけ結婚した形になっています。

www.sponichi.co.jp

また、最後は静御前と義経を襲わせたことを自供したことで義経に刺されてしまいます。
壮絶なシーンでしたが、菅田将暉さんと三浦透子さんの演技力にも魅せられれました。

静御前について

  • 名前:静御前(しずかごぜん)
  • 生年:生没年不詳
  • 素性:源義経の妾
  • 役者:石橋 静河(いしばししずか)

歴史上でも今回のドラマでも絶世の美女とされています。
前回の記事に書いた「八重(やえ)さん」も随一の美人と言われていたようなので
どの時代でも美人の立ち位置は高いのかもしれませんね。

www.sponichi.co.jp

また、古い文献に残っているにも関わらず「生没年不詳」というのもより一層、興味が湧きますよね。

まとめ

今回のドラマでは『北条義時(小四郎)』が主役ですが『源義経』も以前に主役でしたよね。
先にも書きましたが、天才的な戦術が数多く残されており、一説には『チンギズハーン』が『義経』だったという話もあるようです。
前々回の大河ドラマの『明智光秀』も、『生き延びていた』説があります。
現代でも、真実が不明なことは多く存在します。
当事者でない限ぎり、真実は分からず、残された資料から想像するしかできません。
今回のドラマで『源義経』の登場は、もうないかと思いますが、最終回そして総集編などで思い出されるかもしれません。
以前にも書きましたが、今回、源義経を演じた菅田将暉さんの演技が、当初、ほかの役者さんとのギャップを感じていて、違和感がありました。が、結果、それが、三谷幸喜さんの演出であり、それを見事に演じた菅田将暉さんの凄さだったんです。
本当に終わってしまうのが残念でなりません。でも、しょうがないですよね。。。。

最新情報をチェックしよう!