今回の大河ドラマは「平安時代」が題材ということで、オリジナルストーリーや
オリジナルキャラクターが多く盛り込まれていそうですね。
今回は、まひろを必要に気にかける道長(榎本佑)と打きゅうについて少し調べてみました。
みなさんも気になりませんか?
ちょっと覗いてみましょう!
直秀について
名前:直秀(なおひで)
生年:不明
素性:詳細不明。散楽の一員、あるときから 『まひろ』と『道長(三郎)』を
気にかけ、手助けを始める。
まるで忍者のような身のこなしで、建物の屋根を走り回り、ときには貴族の
屋敷に盗みに入ることもある
役者 毎熊克哉(まいくまかつや)
散楽(さんがく)
散楽(さんがく)は、古くは、奈良時代までさかぼり、大陸から入ってきたと言われています。
物まねや曲芸的なものを取り入れた当時の事柄を題材に芝居とする娯楽的な見世物芸の総称。
日本の諸芸能のうち、演芸など大衆芸能的なものの起源とされている。
散楽(さんがく)は、今につながるものとして存在していたものと思われます。
打きゅう
紀元前6世紀のペルシャを起源とされている『ポロ』が大陸を伝って
日本へ入ってきたものと考えられています。
馬に乗った集団が、球を打ち合い、毬門と呼ばれる場所へ早く入れた方が勝ちと
されていたようです。
古い文献に残されているので実際に存在した最も古い競技と言えるかもしれません。
『ポロ』はヨーロッパで貴族の競技とされ、古くはオリンピック競技でもありました。
馬が必須というものであったためか、日本では浸透していません。
ちなみに『ポロシャツ』はこの競技者が来ているシャツから浸透していったそうです。
まとめ
散楽(さんがく)は実在していたようですが、今回の大河に出ている『直秀(なおひで)』は
オリジナルキャラクターでしょう。
『打きゅう』も存在していたかと思われます。平安時代は、今回の『まひろ』紫式部(むらさきしきぶ)が、そうであるように、文学や芸ごとが反映した時代だったことを考えると、馬を使用することもあり、貴族のみの娯楽であったのでしょう。
その後、武士が台頭してくるることで、需要がなくなり、衰退していき、今に至っているのだと思われます。
鎌倉時代から戦国時代のように『武士・戦』の時代がくるまでは、力強さよりは、学問・知力が権力を持っていく時代だったと言えるのではないでしょうか。
ほとんど知らない平安時代を今回の大河ドラマで今後も学んで行きたいと思います。